二条城

江戸時代の幕を閉じた歴史の舞台を訪ねる

1603(慶長8)年に、徳川家康が上洛の際の宿泊所として建てた。
その後慶喜が大政奉還した場所として知られている。
二条城は桃山時代の武家風書院造りで、二の丸御殿、大広間、白書院、
小堀遠州作という特別名勝・二の丸庭園、京都御所の旧桂宮御殿から移築した
本丸(重要文化財)などがあります。二の丸御殿は、狩野派による襖絵や欄間の彫刻、
飾金具など細部に至まで豪華です。有名なうぐいす張りの廊下を歩けば、
桃山時代の美と徳川家の権勢を偲ぶことが出来ます。


世界遺産 二条城
重要文化財 本丸
国宝 二の丸御殿
大広間
御殿黒書院
御殿白書院


二の丸御殿 −国宝ー
桃山時代武家風書院造りの代表的なもので、
御車寄につづいて遠侍(とおさむらい)、式台(しきだい)、
大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の6むねが
東南から西北にかけて雁行に立ち並んでいます。
建物面積3,300平方メートル、部屋数33、
畳は800畳余り敷かれています。
各部屋の襖絵は狩野派の手によるもので、
部屋の目的のより描かれています。
また欄間の彫刻、飾金具、長押(なでし)に打たれた
花熨斗形(はなのしがた)の釘隠しなどは、
金飾あざやかに豪華を極めています。
また御殿東北には、台車、御清所(おきよどころ)があり、
何れも重要文化財に指定されています。

二の丸庭園 ー特別名勝ー
二の丸庭園は、古来からの造庭術にしたがい、
池の中央に蓬莱島、その左右に鶴亀の島を配した
池泉回遊式庭園で、小堀遠州の作と伝えられる。
庭は、大広間から眺められるよう造られたものですが、
寛永3年後水尾天皇の行幸御殿が池の南側に建てられた
ときに御殿からも眺められるように改造されたといまれています。
色彩にとんだ大小さまざまな石組みにあらわれた力強さは、
豪壮な城郭建築とよく調和しています。

内 濠

本丸御殿 −世界文化遺産ー
本丸は、1626年(寛永3年)3代将軍家光により増築したもの。
もとは、城内に高くそびえ壮麗を誇っていた5層の天守閣がありましたが、
1750年(寛延3年)雷火により焼失、また1788年(天明8年)には、
大火による類焼で本丸内の御舎をもなくしました。
現在の建物は、もと京都御所のにあった旧桂宮御殿を1893〜94年
(明治26〜27年)にわたり移し建てられたものです。
この建物は、1847年(弘化4年)に、建てられたもので、
宮御殿の遺構としては完全な形で残っている唯一のもので、
重要文化財に指定されています。
本丸御殿南側にある庭園は、明治時代に作庭されたもので、
天守閣跡は、この庭園の西南隅にあります。

米藏               収蔵庫
北中仕切門
-
東大手門
-
外濠
-
                南東隅櫓
アクセス方法 出発地点 バス系統・地下鉄
京都駅烏丸口から (15分)
京都駅前〜二条城前
四条河原町から (13分)
四条河原町〜二条城前
京都御所から (9分)
地下鉄丸太町駅〜烏丸御池で東西線乗り換え〜二条城前駅






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