祇園祭
歴史のあらまし
祇園祭りは貞観11年(869)疫病の災厄除去を祈って始まって以来、発達を重ね護持伝承されて来ました。今日のような様式と組織とに祇園祭がほぼ定着したのは応仁の乱後、明応9年(1500年)にやっと祭が再興した時以来であるとされています。つまり御神輿の純然たる御供しての山車から、曲がりなりにも一歩独立し、神社や幕府の援助を陰に陽に受けつつも、町衆自身がその自治組織を単位に、小型ながらほぼ現在の形を持った山鉾で街中を巡行し始めたと言う意味で、今日の祇園祭の真の歴史はここに始まったといい得ましょう。



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